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試作加工

『防錆性フィルム(コイル用)の導入』

『防錆性フィルム(コイル用)の導入』

『防錆性フィルム(コイル用)の導入』

 昨年、シート材の梱包仕様を変更し、社内外の反応も良好でしたので、コイル材にも防錆性フィルムを採用することにしました。
⇒過去記事『錆を食い止めるために』

 従来は、ポリエチレン袋に乾燥剤と製品を入れ、袋の口を縛るだけでしたが、現在は袋状(マチ付)にした防錆性フィルムに製品を入れ、脱気シーラーにて梱包しております。
これにより、外気を遮断し、今まで以上に錆を抑制することが可能となります。 

 こちらが、現在の標準的な梱包仕様です。
※銅や鉄など錆びやすい金属は、乾燥剤も入れております。

 〇狭幅用(外径φ130mm程度、幅150mm程度)
側面狭幅(側面).jpg
上部狭幅(上部).jpg

  また、これ以外にも製品幅や外径に応じて、対応できるように順次バリエーションを増やしております。

〇広幅用(外径φ90mm程度、幅320mm程度)広幅.jpg
〇重量物用(外径φ350mm程度、幅320mm程度)
側面重量物(側面).jpg
上部重量物(上部).jpg


 元々、製品梱包に使用する目的で導入しましたが、今では在庫品や仕掛品の保管時にも使用されるなど、使用頻度は高まっております。
RoHS(10物質)にも対応しておりますので、今後は輸出案件等でも用いられそうです。

フィルムの詳細は以下の通りです。
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1188728_1567.html