竹内金属のお仕事

竹内金属では金属箔と呼ばれる薄い金属を扱っています。薄い金属とはどれくらいの厚さなのかというと、0.2mm以下の厚みのものを金属箔と呼んでいます。

『箔』という単語は聞きなれないと思いますが、キッチンで使うアルミフォイルでしたら皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。『フォイル』＝『Foil』＝『箔』です。つまりアルミフォイル＝アルミ箔です。ちなみにキッチンで使われているアルミ箔の厚みは0.012mmです。

竹内金属では、主に0.002mmから0.2mmまでの金属箔を販売しています。金属の種類も豊富に揃えており、ステンレスやチタン、銅など竹内金属では20種類以上の金属箔を取り扱っています。

竹内金属が販売している金属箔は素材です。衣服でいうところの布にあたります。お客様がこれらの素材を加工し、様々な形にしていきます。

素材のみを販売することが多いですが、素材を指定の形状へ加工後、お客様へ納品することもあります。
竹内金属は長年金属箔を取り扱っており、様々な金属箔を加工できる会社様とのお付き合いがあります。金属箔はとても薄く取り扱いが繊細なため、取り扱いになれている工場でないと加工ができません。
お客様が金属箔を使用したいけれども、どうやって加工したらよいか分からない場合や、どこへ加工を依頼してよいか分からない場合は、弊社がお取引のある工場へ加工を依頼し、形状加工まで行った後、お客様へ納品しています。

竹内金属のお客様は、メーカーの開発担当者様や、部品加工会社様、材料調達を依頼されている商社様など様々です。

お客様が材料メーカーから材料を直接購入するとなると、最小でも数100kgから材料によっては数1000kgでの購入となってしまいます。
試作の段階では材料はそんなに多く必要はありません。
量産部品でも部品が小さいため使う材料はせいぜい数kg、10kgで十分ということも多くあります。
竹内金属ではそのようなお客様へ材料を販売させていただいております。
1件あたりの出荷数量は少ないものが多いですが、多くのお客様から継続してご注文をいただいているため、件数は毎日とても多くあります。

お客様が必要な時に、必要な量を使えるよう竹内金属では常に短納期を心がけております。
ご注文日当日の出荷を依頼されることも多くあり、慌ただしい日もよくありますが、竹内金属は短納期での対応が可能だからこそお客様から必要とされ、多くのご注文をいただいていると考えています。